信州の建築家 吉田 満+保科 京子


by studioaula一級建築士事務所
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カテゴリ:林家(りんか)( 7 )

外構工事

外構工事_c0116631_09553960.jpg

外構工事進んでいます。
基礎工事で出た土を生かしたアンジュレーション
水はけを考えた建物周りの砂利石
設計者側の設計意図と要望を伝えていつも密に進めています。

株立ちのヤマモミジ ヤマボウシ リビングから見えるダンコウバイ
地元の山から切り出した材を使った住宅の考えに添った樹種の選択と施主さんの人柄にあった黄色のダンコウバイさすがです。
庭:三楽

by studio-aula | 2020-03-12 11:53 | 林家(りんか) | Comments(0)
かけがいのない かけ値のない_c0116631_09321432.jpg
新月伐採してから
紆余曲折しながら進んで来た林家(りんか)
が竣工します。

初めての出会いの際に山の話はなく
進んで行く過程で栗の木の話
山の木を薪にしている実家の話から
近くに山がある事を知りました。
山の木を使う事は以前弟さんの家を建てた際「使うことができなかった」経験から諦めていた様子。

確かに伐採、搬送、乾燥まで時間も費用も必要で
それが出来たのは両方の家族の協力のお陰です。

また施工者側の多くの努力と協力で実現しました。

寄棟屋根を支えている大黒柱は山から切り出したヒノキ材生活空間を阻害しないスペースに据えたことで
屋根の中心が微妙にずれています。
4方向で屋根の形、角度、すべてが異なり
√計算をして手加工

現場に入ってからも大工さんが√計算
また計算では想定できない部分は角度毎の型紙をつくり
垂木を切り込み、軒先の収まりなど、この仕事をやり遂げる力のある大工さんが居てくれて良かったと
心から思います。
誰でもどこでもできる仕事ではなかったとお施主さんに現場に通いつつ見てもらったことも
大切なプロセスでした。

色々な出来事、人と繋がり子供たちの記憶として紬がれていく家



by studio-aula | 2020-03-06 09:53 | 林家(りんか) | Comments(0)

足場が外れました。

ここの処、寒さがゆるみ現場も順調です。
消費税が10%に上昇した事に伴う住宅分野の優遇措置の締め切りや補助金の締め切りが年度末の3月。
会社としては9月決算ですがそうは言っても確定申告もあり
税理士さんは毎年3月は顔色が優れないにも関わらず毎年変わる税制と消費税の件もあり今年は一層大変そうです。

対応に追われる官庁や公の仕事をしてくれている担当者もこの時期はピリピリしていて気の毒な雰囲気でいつもは年度末を意識しない私達も今年は否応なく3月は期日順守をしなければならない仕事があります。

塩尻市で工事中の住宅は足場が外れました。
加工から苦労してくれた大工さん根羽村さん屋根やさん
勾配が4方向で異なるヒノキの柱を中心とした寄棟の屋根は日本の風景に馴染み
どこか懐かしく可愛らしいまるで祖父母のような佇まい。

足場が外れました。_c0116631_08435037.jpg

by studio-aula | 2020-02-12 08:48 | 林家(りんか) | Comments(0)
暦の上では立春しかし寒いです。_c0116631_08392762.jpg



暦の上では立春しかし寒いです。_c0116631_08404410.jpg
昨年の1月6日に新月伐採したヒノキ材は
家の中心にすわり
暦の上では立春しかし寒いです。_c0116631_08371771.jpg

唐松の柱は加工を経て板材になりキッチンカウンター
テーブルとして毎日暮らしの中で生きて行きます。

1年以上の年月をかけて漸く人の手を経て使う事が出来る木の命を
大切にしていきたいものです。
全ては繋がっている者と感じる日々
暦の上では立春しかし寒いです。_c0116631_08374608.jpg

詩人白井明大さんによる、二十四節気七十二候の歌こころカレンダー

を最後の一枚をめくると春の訪れと共に終わってしまった寂しさを心から感じ、今更ながら季節毎の言葉に慰めてもらったり気が付いたり日常の一部になっていたことを思い知りました。

しかしどこを探しても売り切れで今年のカレンダーは諦めるしかなさそうなのでまた来年は見逃さず買い求めようと決意を固めたのでした。このカレンダーは2月4日の立春始まり、上から節気、時候、そこに当てはまる日付が並び、最後にその季節に合わせた白井さんの歌が詠まれます。その言葉に励まされていました。




by studio-aula | 2020-02-06 08:50 | 林家(りんか) | Comments(0)

上棟式



上棟式_c0116631_08543183.jpg

塩尻市の還る家「林家りんか」無事に棟上げし上棟式を行いました。
1月6日ご実家の山でヒノキとサワラ、カラマツを伐採し山で4月まで乾燥させ根羽村森林組合に運搬
皮を剥き乾燥、そして製材しようやく材になり
そこから大黒柱のヒノキは時遊館へ運搬してもらい手加工
そして漸く上棟を迎えました。

この時間と手間のかかる工程を経験させていただき
そしてつきあってくれた職人さんたち
槌の音が響く上棟式は一際感慨深い時間だったと思います。

これから竣工まで
一歩ずつ進んで行きますがお施主さんには色々とお気遣い頂きありがとうございました!

施主さんあいさつでは
心配で頭が下がりっぱなしのお父さんが印象的
息子さん立派でしたよ!
(微笑ましく羨ましい)
上棟式_c0116631_08533752.jpg





by studio-aula | 2019-10-06 09:08 | 林家(りんか) | Comments(0)

地鎮祭

地鎮祭_c0116631_09203225.jpg
塩尻市で
地鎮祭を行いました。
実家の山から新月伐採した木も根羽村の加工所で使う部材を確認
桧は家の中心に
サワラは平板に加工し野地板に。
これから
皮むきし乾燥の過程に進みます。


地鎮祭_c0116631_09264562.jpg

by studio-aula | 2019-06-17 09:36 | 林家(りんか) | Comments(0)

新月伐採



新月伐採_c0116631_10585788.jpg
明けましておめでとうございます。天候に恵まれ気持ちの良い新年を迎えております。
今日、1月6日は月が視界から見えなくなる日です。古来より日本の木造建築は冬の「新月」の日に伐採すると木が耐久性も良くなり粘り強くなると伝えられ行われて来たとの事を林業で会社を立ち上げられた大町の「やまつみの家」のお施主さんよりお聞きし
「林家(りんか)」のお施主さんの山で朝8時より「新月伐採」を行っています。

塩尻市北小野の雑木林は東に向かい傾斜していますが、周囲の山に囲まれ丁度8時頃に朝陽がのぼり同時にサワラの木も大きな音をたてながら
倒れて行きました。
伐採した木は数えたら樹齢75年の「サワラ」で2件の住まいを見守る中心の木となります。

山を歩くと、小さな頃を思い出します。
静けさの中でも包み込まれるような安心感とわずかな音
鳥の鳴き声や葉音。

そして冬に生命力を蓄えて春への準備を続ける生きた樹木や下草
冬の間も僅かな陽の光を受け
美しく生き続ける「苔」の緑

この自然が示してくれる美しさは私たちに「創る」力を与えてくれます。
今年も「思い」から「場」と「住」をつくりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。


新月伐採_c0116631_11213610.jpg









by studio-aula | 2019-01-06 11:27 | 林家(りんか) | Comments(0)