信州の建築家 吉田 満+保科 京子


by studioaula一級建築士事務所
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カテゴリ:雑感( 86 )

2011年3月から

2011年のアウラ(猫)

2011年3月11日のブログを遡ってみると

当時家づくりで考えた事、3月11日に日本中で目にした映像からのショック

被害の大きさ人を超えた自然の恐ろしさが蘇ります。

その頃えんぱーくで源池設計室さんと建築展を企画し開催を戸惑っていた中で励ましあい進めていました。

その時に感じた事を記載しますと

えんぱーくの出来事

○廊下を走る少年3人が部屋の中にある募金箱に募金をして走り去った。

○年配者が会議をしている机に寄ってきた少年が「声が大きいんですが」と
注意を促していた。

○大きな机で勉強をしている高校生の女の子と目が合った。
「今揺れませんでしたか?」と聞かれた。

○少年が部屋まで重い荷物を運んでくれた。

えんぱーくに居ると人の動きが見え、人の声がとてもよく聞こえる。
一人ではない。という安心感を感じられると同時に
街のなかに居る様な人と人同士の交わりが生まれる場所になりつつあると感じた。

「日本全体が今、自分が人のために出来ること」
 を考えはじめた気がする。大人も子供も関係なく・・
えんぱーくに居たらそれを肌で感じました。

今だけでは無く継続して自分達に出来ること。
「生活必需品は必要な時に買う」
「危機意識を持つ」
「思いやりを忘れない」
「募金を続ける」
「電気・水道水の節約」

今後も続けてやっていきたいと思います。

大きな災害が起こり意気消沈し何もできないもどかしさと絶望感の中で一筋を見出したのはコミュニケーションが見える

えんぱーくという空間と人との触れ合いでした。

その根底を覆すかの様な今年の出来事ですが2011年に感じたことを

教訓に出来ていたら買占めもなかったと思います。

私達が日常の中で忘れてしまう事ですが危機を乗り越えるために
今だけでは無く継続して自分達に出来ること。

「生活必需品は必要な時に買う」
「危機意識を持つ」
「思いやりを忘れない」
「募金を続ける」
「電気・水道水の節約」




by studio-aula | 2020-03-12 09:23 | 雑感 | Comments(0)

三毛猫

三毛猫_c0116631_14310346.jpg




三毛猫_c0116631_14315669.jpg

昨年に続き猫ステップのある家を設計させて頂きました。
見積もり依頼中です。

大きな膝が好きな様子で
くっついて離れません。
相思相愛で喜んでいます。




by studio-aula | 2020-03-03 14:38 | 雑感 | Comments(0)
エディットピアフを讃えて_c0116631_09501495.jpg
ピアノの発表会が中止になり
ホールでSIGERU KAWAIのピアノを弾くことを夢見ていた私は少しだけがっかりしています。
仕事の合間に趣味とはいえどずっと練習してきた半年間
少しだけこころが折れそうになりました。

多くの子供たち、プロの皆さん、日々精進してきた舞台が消えたり
あるいは突然事態が変わる事に大きな戸惑いを持つ人や
もっともっとショックが大きい人が日本中にいます。

弾いていた曲は「エディットピアフを讃えて」
フランスの歌手「エディットピアフ」は貧しく生まれながら
生まれ持ったその才能を開花させ国民的シャンソン歌手の道を歩いていました。
突然亡くなった時には皆が落胆し国葬が営まれフランスでは大きなニュースとなり
劇作家のジャンコクトーはショックのあまり亡くなってしまうほど。

シャネルも下層社会の生まれで半生が映画化されていますが
エディットピアフはその比ではない苦労を幼少期から重ねています。
当時のフランスは階層社会の落差があまりに大きく
映画化された映像では彼女の人生が落胆と少しの希望、壮絶な心の葛藤が描かれていました。

今も残る数少ない彼女のシャンソン「愛の賛歌」を聞く時
心が震え、その才能を讃えた作曲家プーランクの心情を表現しようと
かなり入れ込みました。

真剣に取り組む事は何であれ
その過程でこうした人生に触れ
これが醍醐味だろうかと密かに満足しています。
また毎日少しずつでも続ける事で大人になっても成長が解る事ってなかなかありませんが
できない事がある日突然出来たりして自分を肯定する様になる。
そんな部分が続けられる要因の様です。



by studio-aula | 2020-03-02 10:01 | 雑感 | Comments(0)

困ったこと


余白の間
困ったこと_c0116631_09323947.jpg
竣工現場で便器の納期がでない。
TOTOの工場で部品調達が出来ずユニットバスなど設備他のメーカーにも影響が出ています。

NET上の情報では中国の工場が操業が滞り始めたのが昨年11月ころ
その当時は全く他人事でしたが
実害が出て初めて「自分事」になるのが人情
これからどうなっていくのが心配です。
とは言え自分にできる事は
うがい手洗いマスク(ほぼ手に入れられない状況・・)そしておろおろせず状況を見極めること。

外国に頼って来た日本の景気、もの作り、食料は危機管理が難しく
半面
週に一度届く「無農薬野菜」がとてもありがたいです。

夕べのポトフはちじみキャベツ、紫芋、小玉ねぎで越冬した根菜の甘くて暖かく
季節の物を頂くこと
地域で手が届くものを生かす、地産地消の意味を思い知りました。



by studio-aula | 2020-02-21 09:43 | 雑感 | Comments(0)

距離感

距離感_c0116631_08582715.jpg

親の隣に還る家増えています。
これも最近の言葉では二世帯で住む家

共にほどほどの距離感と繋がりを保つために
敷地の状況、お互いの関係、周辺環境からそこに介在させる空間から考えています。
薫風の二世帯は高低差のある敷地であったこともあり玄関は二世帯で使える共通した玄関がふたつ。
生活に密着した玄関と来客用の玄関です。
親世帯と子世帯の間に中庭を介在させたことでTVや生活音が殆ど気にならず、必要な時は行ったり来たり2歳の子も
両方の愛情を受けて必要がある時はお互いに助け合う良い距離が保てていました。

どちらも緑が良い緩衝体になっています。

距離感_c0116631_08584916.jpg

春着工の見積もり依頼が続きます。
春先に良き日を迎えられるようにもう一歩前に進みますね。




by studio-aula | 2020-02-18 09:10 | 雑感 | Comments(0)

少し

海洋に漂うマイクロプラスティック
報道され漸く昨年からプラ無し生活を意識するようになったものの
ビニール袋をスーパー、コンビニで貰わずとも郵送されるDMやらカタログの梱包材でビニール袋は常にいっぱい。
何かできないかとシンク横に置く生ごみ用のゴミ袋を新聞で袋を作り使うようになりました。

オーストラリアの火災
その他の地球環境 環境の激変について日本の報道は偏っているのかもしれません。

日々少しずつでも何か出来ればと考えながら
現場に向かう日の服はフリースで。

自分に呆れつつ周りのプラの多さを実感します。
少し_c0116631_09504015.jpeg

by studio-aula | 2020-02-13 09:49 | 雑感 | Comments(0)
今年もよろしくお願いいたします。
いつもながら良いお施主さんに恵まれて楽しく仕事をさせて頂いております。

引き渡しさせて頂いた家にも
顔を出したいと思いながら諸処に追われあっという間に1月6日

今年の目標は丁寧に丁寧にです。

せっかちな女とどっしりとした男のコンビで相性が良いといつも言われその通りだと思いますが、逆の部分も欲しいと思う今日この頃です。



本年もよろしくお願いいたします。_c0116631_19371846.jpg

by studio-aula | 2020-01-06 19:42 | 雑感 | Comments(0)
今年もあと残り1か月となりました。

今年の現場が12月の竣工を迎えます。
そして現場に行く回数や時間を確保し
質の良い監理とコミュニケーションをいつも以上に心掛け
現場遂行するために設計の計画を始める時間をゆっくりとしていただいていました。

考える時間を増やし、研修に行き見たい建築に触れ私見を広げより良い建築を創る事
それだけを目標に毎日を生きて来ました。
師走になろうとしています。_c0116631_19424318.jpg

私達は生涯建築家
来年も一つ一つの事柄にじっくりと向き合うその方向で進んで行きます。



by studio-aula | 2019-11-30 19:42 | 雑感 | Comments(0)
ホームページリニューアルしました。_c0116631_12491203.jpg
ホームページをリニューアルしました。
ロゴも丸みのある文字から大人になったのでゴシック明朝にリニューアル。

ベースの写真は夜明けの高ボッチ高原で撮影しました。
地球の青を感じられるこの時間の青が一番美しく何に関しても辿りつきたい青です。
ラインはあえてフリーハンドで二人で描きました。

サイトは2005年当時は小さな動きのある可愛らしいサイトから始まり
2007年にリニューアルしクライアントに製作していただいて以来
何度かリニューアルしWORDPRESSの古いバージョンを恐る恐る使って来ました。

2012年を過ぎたころから
サイトの役割はSNSを同時に発信する流れになり
スマホサイトも2015年に製作。

今はサイトの役割は毎日変化を遂げ解らない場所に行ってしまいそう・・
ですが原点に戻りシンプルに伝わりやすくを心掛けました。

文字情報よりも写真の役割が大きくなり
それに対応できるシステムにはやはり寿命があります。
建築とはまるで違うスパンの短さで日進月歩・・

建築は反し普遍性を求めるもので自分たちらしさとシンプルさそのバランスを考えました。
時間をかけてつくり上げて来たサイトとつくっていただいた
クライアントに感謝し長く大切に育てて行きたいと思います。

by studio-aula | 2019-09-30 13:03 | 雑感 | Comments(0)

昭和元年(大正15年)

昭和元年(大正15年)_c0116631_10484057.jpg

租祖父が頑張って頑張って塩尻に
家を新築した時の上棟写真が残っています。(今も現存)
生まれ育った家はこの家
小学生頃既に古く寒い木の建具、断熱材も入っていないという状態で
友達の家が次々に新築されモルタルとサッシ付きの家に強い憧れを抱いていました。

この写真を祖母が見せてくれた時
「大正の終わりに中山道で大火があり新築ブームでそれに乗っかって我が家も新築した」
租祖父のお陰でこの家があると話を聞かせてくれました。

この写真を見た時、周囲の環境の違いと大勢の人が着物を着ている事や顔が真っ黒なことに驚いたものです。
そして古く隙間だらけの家が生まれた時間の流れを感じ
一番は木構造の躯体だけの美しさと現状の違いに驚き
思い返せば「建築」という行為に初めて触れました。

いつか・・綺麗な家に住みたい!という単純な思いがその時に芽生え
今建築を職業とする動機に繋がったようです。

租祖父まで時系列を整理してみると
この年の前に租祖父はつれあい(租祖母)を亡くし落胆を情熱に変えた様です。
それにしてもこの時代お金を稼ぐ手段は殆どなく
自分が働き動く事で人工を貸し借りして建てた家です。

家の価値は見た目だけでなく
その背景にあるのだと今になれば解ります。




by studio-aula | 2019-09-11 11:06 | 雑感 | Comments(0)