信州の建築家 吉田 満+保科 京子


by studioaula一級建築士事務所
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2019年 09月 17日 ( 1 )

インフラに思う

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台風の影響で停電が続き
大勢の方が不自由な生活を強いられ命さえも危険にさらされている事態を
今の時代はツイッターやSNSで詳細を知る事ができます。
本当に
電気がなければ何もできない私達の生活を何とかできないものかと考えてしまいます。

東北震災以前
オール電化が推奨され家庭の電気容量が増えるだけ増え
風速40メートルに耐えるという電柱では
おぼつかない場所が長野県にも至る所にあります。
(殆どです)
全く他人事ではありません。

蓄熱暖房やエコキュートへ送る家庭への幹線が入替られて
トランスが電柱に乗せられ
支柱で支えられてはいるものの電柱の太さと比べれば不甲斐なくいかにも重さに耐えているかに見える電柱が多くみられます。

此処の所、設計をしている住宅のUA値は小さなボリュームの平屋住宅で
外皮平均熱還流率の検討に力を注ぎ0.41W/㎡Kという数字まで抑えられています。

建物内外温度差を1度としたときに、建物内部から外界へ逃げる単位時間あたりの熱量
(換気による熱損失を除く)を、外皮等面積の合計で除した値。
外皮とは、熱的境界になる外壁・床・天井・屋根・窓・ドア


また年間一次エネルギー消費量もなるべく抑えられる様な環境設計を心掛けてはいますが
特に冬に電気が止まれば命に速結する長野県では
家庭で使うエネルギーをオール電化にはせず
プロパンガス、電気、場合に寄っては薪ストーブ、
場所により灯油と分散型で考えて行く事をお勧めします。






by studio-aula | 2019-09-17 13:38 | いろいろ | Comments(0)