信州の建築家 吉田 満+保科 京子


by studioaula一級建築士事務所
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土地探しのリスク



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写真は2008年10月に名古屋で撮影した模型写真です。
市街化調整区域にあり土地の農振除外申請許可がおりず他の土地を1年後に無事にみつけることができ結果、実現しなかった住宅です。

Nさんは
2008年春に連絡をいただき純粋に土地探しから関わった初めてのクライアントです。
一緒にいくつかの候補地を見て
高低差がある畑を景観的、利便性も一番気に入り不動産屋さんに(正確には申請を行うのは土地家屋調査士と司法書士)
許可申請を進めてもらっていたと記憶しています。

不動産情報に掲載されていた土地ではありましたが、申請してから
数か月後(半年経過)許可がおりませんでしたとの連絡がありがっかりしたことを覚えています。

この時の不動産やさんはまだ普通の良い不動産さんで
許可がおりたら契約をしましょうとの話でお金の損害は幸いにもありませんでした。

一方昨年は不動産やさんの「資質」を問うべき相談がありました。
農振除外が出来ない田を宅地の金額で売買、契約書には特記事項で売主を守る事項が列記されていました。
案の定、住宅地とはならず購入した方は土地売買の時点で数百万を支払った被害者となってしまいました。

自分を守るのは注意深さと知識です。知り合いの方の紹介、身内の言葉は鵜呑みにせず
土地は購入される前に建築会社さんでも良いですし建築設計事務所にご相談されることを強くお勧めします。

また不動産やさんの個人の資質により、モラルの低さに悩まされる事があります。
(良心的な会社が殆どではありますが・・)
昨年、市街化調整区域での手続きがあり土地を購入した後では
問い合わせをしても対応してもらえず、
仲介をしたにも関わらず売主さんの携帯電話を(売主さんは80代の女性)教えられ
自分で確認する様にと指示されたことがありました。
都市計画法43条関係や農転許可関係は特に注意してください。



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2010年 他の敷地に巡り合い無事竣工しました。
名前を土地に対し角度をつけたので
『タンジェント』としたかったのですがなぜか勘違いして「れじぇんと」としてしまった事
若き日の思い出
初告白です。。。







by studio-aula | 2018-01-06 09:42 | 敷地とむきあう | Comments(0)